コロナウィルス対策!穴場の子連れおでかけスポット甘泉園公園

※2020年5月追記※
甘泉園公園は新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言、および宣言解除後もかわらず閉鎖なしです。
遊具も閉鎖されていません。
ソーシャルディスタンスに気をつけながら、遊んでみてくださいね!

こんにちは、今日もぷらりと散歩してきました!あねもねえさんです^^

2020年2月時点、コロナウイルスの感染拡大に恐れながらも、お出かけしないと子供が大変なママ・パパおつかれさまです。。。

毎週末、
・できるだけ人が少ない
・駅チカ(公共交通機関で行きやすい)
・自転車でも行ける(駐輪場がある)
・オムツ替え、授乳スペースがあればなおよし
を条件におでかけおすすめスポットを探しています。

今回は第二弾!
穴場のお散歩スポット、早稲田にある「甘泉園公園(かんせんえんこうえん)」をおすすめします!

なぜ甘泉園公園はお散歩におすすめなのか?

砂場でおもちゃの無料貸し出しがある

ふらりと立ち寄った公園で砂場で遊ぼうと思っても、道具持ってこなかった・・・ということはよくありますよね^^;(というか、遊ぶことを意図してなかったので、持ってこなかったこと多数。。。)

ここでは、砂場のすみっこにだれでも使えるお砂場遊び道具がおいてあります。

ちっさいダンプカーがおいてあり、さっそく砂だらけになるうちのおちびさん笑。

靴の中まで砂だらけ

ひとたび子連れのお出かけになると、荷物が多くなってしまい困りごとですが、少しでも少なくできるのはありがたいですね^^

都会のど真ん中とは思えない落ち着いた日本庭園

目白~江戸川橋あたりは元江戸上り屋敷が多く武家の庭園が多かったり、文豪が住んだ家が記念館になっていたり、けっこう自然にあふれたスポットが多いのです^^

概要にも書きますが、甘泉園公園も例にもれず、元は徳川御三卿・清水徳川家の下屋敷がありました。

甘泉園の入り口

いまは新宿区の区立公園になっており、きれいに手入れされています。(一部カケイが壊れているところもあったので気をつけてくださいね)

都会のど真ん中にありながら、あまり人も多くなく、ゆったりと楽しめます。

2月は椿と梅が見頃、また冬期は雪の重みで木が折れないように「雪吊」がされています^^

日本の冬、雪吊!

春にはサクラ、秋には紅葉と、四季折々の変化を楽しむことができます。

いい匂いの白梅

 

紅白もコントラストも美しい梅^^

こどもの宝!どんぐりがいっぱい!

こどもの拾ってくる宝物といえば、どんぐり、葉っぱ、石ころがトップスリーですが、そのすべてが落ちています。

4歳前後の子であれば、拾いに拾って日が暮れるくらいかもしれません。。。笑

どんぐりの種類はいくつかありましたが、しいの実も豊富でした。

亀もいます

また、亀やコイ、カエル(しかも大きい。池のなかはカエルの卵だらけ・・うぅ)もたくさんいるので、こどもには見どころが多いのではないかと思います。

どんぐりころころ

運が良ければ、管理人のおじさんが庭園の解説をしてくれるかもしれません。

しかし、カエルとにかく大きい。

2月で暖かくなり出てきたタイミングだったからでしょうね。

カエル、とにかく大きいし一角にやたらいるので、苦手な方はご注意ください!(大事なので二度言う)

オムツ替え付きトイレあり(あんまりきれいそうではないけど・・・)

遊んでいるとおむつが・・・ということはありますよね汗

さすが整備されている公園らしく、ちゃんと公衆トイレがあります。(この横で管理室があって、シルバーセンターから派遣されてるらしい?おじちゃんたちが整備してくれているようです)

だれでもトイレ

ちょっと使う勇気が持てず、使わずに帰ってきてしまいました^^;

とはいえ、電気もついていて定期的に清掃してもらっているようなので、大丈夫だと思います。

甘泉園公園について

概要

甘泉園公園は、新宿区内に1つだけある回遊式の日本庭園です。

「甘泉園」の名は、ここから湧く泉の水がお茶に適していたことに由来します。
(ちかくに神田川が流れいるので、水源が豊富だったのもよかったのかもですね)

いまは新宿区が整備しており、四季折々の花木を楽しむことができます。

江戸時代は徳川御三卿の清水徳川家の下屋敷、明治時代は相馬子爵家、昭和期は早稲田大学→新宿区とかわり、いまにいたります。

また、近くには太田道灌で有名な「山吹の里」の碑があります。
※余談ですが、周辺に「山吹町」としてその名を残します。

山吹の里・・・だけど今やサクラの名所

いまはマンション建設中(その前は某印刷会社の工場跡地?)なので、なんの風情もないですけどね。。。笑

さすが元日本トップレベルのお家のお庭。。。

アクセス



電車でお越しの場合

都電荒川線面影橋より徒歩1分
地下鉄早稲田駅より徒歩約7分

バスでお越しの場合
都営バス
上69・飯64・早77「甘泉園公園前」下車 徒歩1分
上69・飯64・早77・学02「西早稲田」下車 徒歩3分

駐輪場は平置きでおけます^^

公園のすみに駐輪場スペース

まとめ

いかがでしたでしょうか?

さいごにネガティブポイントになってしまうかもしれませんが、甘泉園公園は肥後細川庭園とちがってコンクリで舗装されておらず、石畳&坂になっているので、ベビーカーで行くのは難しいと思います。

石畳でぼこぼこ~

実際、4~9歳くらいの子をポツポツと見ました。(しっかり歩ける子はガンガン歩いてます。。。)

階段も多いので、1~2歳を連れて行くには抱っこひもがあったほうが無難です。(階段の途中で「だっこ~」と言われて、そのまま半周し、肩がバッキバキになりました;)

そしてコロナウィルスも怖いですが、おでかけのときはしっかり予防、手洗い・うがい、水分補給をしましょう!(15~20分に一度がひとつの目安です)

おまけ~隠れた神社と下り藤の紋の謎~

元は清水徳川家の下がり屋敷である甘泉園公園ですが、近世では新宿区のものになる前は早稲田大学のものでした。

近年の増改築の影響なのか、水稲荷神社側に「小さな廃神社」と「弓道場」があります。

小さな廃神社は「赤城神社」で、小さな社だけがあります。(いつからあるかは全くわかりません・・・管理機材とかが雑多に置かれた一角にあり、一般人は入れないようになっているので、調べようがありません。)

つぎに、同じくらいの場所に弓道場があります。近年まで使われていたか、祭事の際は使われていたようですが、現在は完全に閉鎖されています。

下がり藤の紋がついています

よく見ると、弓道場の下り藤の紋がついていました。

下がり藤の紋は、「藤原氏」や「黒田官兵衛」も使われていたとする家紋です。

由来や関連性を調べることはできませんでしたが、「なんだこれ?」を研究していったらまた面白いかとおもいます^^